1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:商品開発のセオリー スパーキング

2. PRM開発方式

努力だけではスピード化には限界があります。スピードのある新商品開発のためにはイノベーションが必要です。
PRM(プラットホーム・リユース・アンドモジュラリティー)もそのための方法です。ソニーは1979年ウオークマンを世に出して今まで227種類のモデルを開発してきました。つまり3週間に1つの新モデルを作ったということです。その作り方はPRM方式といわれ、プラットホームを基にそれをリ・ユースしてモジュールを組み合わせていく方式。現在の自動車の開発方法と同じです。

ハードだけでなく、ソフトについてもこの方式が有効です。ジャニーズ事務所が次々と繰り出す"商品"(SMAP、KinKi Kids、V6、TOKIOなど)には「美少年」という時代を超えた一貫したドメインがあります。「美少年」をソフトウェアのプラットホームとするなら「ワルガキ」や「お笑い」は時代の要求 にあったモジュールを織りまぜた製品戦略です。

タイム社はニュースにフォーカス、「タイム」(世界のニュース)、「フォーチュン」(ビジネスのニュース)、「ライフ」(写真のニュース)、「ピープル」(有名人のニュース)、「マネー」(個計のニュース)、「スポーツイラストレイテッド」(スポーツのニュース)。

 みなさんの企業ではどんなハード、ソフトをプラットホーム化し、どんなモジュールをつけて商品開発のスピードを高めますか。検討してみて下さい。

日本オリエンテーション 松本勝英

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