1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

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考えるヒント:商品開発のセオリー スパーキング

3. 成長は「新製品率」目標で

「新製品率」という概念は、企業の成長度を見るのに大変重要な指標です。一般的には5年後の売り上げにおける5年 間で開発された新製品の売り上げ構成比がどのくらいあるかで判断するのが一般的です。
 アメリカにおけるある調査結果では、その業界の *リーダー企業 49.1% *上位1/3企業 33.8% *中位1/3企業 26.9% *下位1/3企業 10.7% であったとの調査結果が出ています。
 日本の企業では小林製薬が42.3%(4年で)、アイリスオーヤマは60%(3年で)と新聞、雑誌などで公表されて います。食品業界の有力企業では8%?10%(1年で、ライフサイクルが短い関係で1?2年の短期目標を設定してい るケースが多い気がしています)。

 日経新聞(2001.3.13)に古河電工の「新製品率」の記事が載っていました。古河潤之助氏が古河電気工業の社 長に就任したときは過去5年間に発売した新製品の売上高に占める比率は5%程。この比率が2001年3月期には45% に達し、社長就任直前の95年3月期に2.2%であった連結ベースの売上高営業利益率は2001年3月期、ちょうど3倍 の6.6%になる見込みです。

 これらのことから企業の成長にとって重要な「新製品率」の概念を取り込み、過去3年間の「新製品」率をチェック してみて、成長のための目標を設定して下さい。

日本オリエンテーション 松本勝英

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