1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモトミネラル」

マツモトミネラル第138号

配信日:2005年06月21日

第138号
『相互認知の仕組み』『社会貢献型ビジネスモデル』『「遊び」から「実用」へ』『リーダーシップ』『インターナル・レバレッジ』


★ひさかたぶりに「行こうよ」に行きませんか
7月9日(土)10(日)山形?酒田?新潟。
土日切符を使って、山形でそばを食べ、酒田で地魚のフランス料理と旧い町並み
を楽しみ、最後は私の行きつけの新潟「まつい」で食事をして帰ってこようと考
えています。
出来れば私も入れて4?5人の道中だといいのですが。
ホテルに宿泊するので女性も歓迎です。
マーケティングの話、生き方の話、いろいろな話が出来ればと思っています。
興味ある方は松本までご連絡ください。 MAilTo:matsumoto@jorien.com

★こんな人たちと一緒に仕事をしてきました
日本オリエンテーションを創立してから、すでに30年を超えました。
この30年の間、いろいろな人たちと一緒に仕事をしてきました。
創立時のパートナーは、なかなかユニークな人でした。
社会にインパクトのある提案をしようと起業し、毎日1,000円の昼飯が食えるよ
うにとバカなことを考えたり。
中小の企業経営者へ、有名な陶芸家による「骨壺展」開催企画もおもしろい企画
でした。三越の故岡田さんが興味を持ってくれました。
第1次オイルショック時は、事務所に来る電車賃しかなく、昼飯も食わず、帰り
の電車賃を私から借りて返ったこと。
私がアメリカへ企業の人たちを連れて行っている間、仕事をせず、事務所の女性
と京都に美術展を見に行っていたこと。しかしアイディア力は抜群でした。

オイルショック後、汚い4階建ての事務所に入社してきた女性。
よくこんな汚い事務所の4階まで来てくれたなと感謝。
2人の再出発でした。いろいろな企業に一緒に出かけ、コンサルティングのメモ
起こし。その時の手書きのメモがいまでも残っています。
セミナー時、あまり私の話の出来がよくなかった帰りには、落ち込み酒によく付
き合ってくれました。

企画をやりたいと入社してきた女性は、アフリカへ出かけ、イタリアで仕事をし、
帰国前、帰ったら事務所に行きますと連絡があった後、なかなか連絡がつかず、
自宅に電話をしたら、イタリアで自動車事故で死亡したことを知りました。
人生の大きなショックでした。

「明日、松本さんの事務所に入社します」と、私がよいと言わないのに、彼は翌
日から出社し、仕事をやりだしました。あるセミナー団体で私の担当をしていて、
共感したので来たのだと。おもしろい企画、表現で「生活文化」の研究会をやっ 
ていました。
個性がありすぎて、辞めました。四国に戻り地元で企画の仕事をしていましたが、
毎月のようにいろいろ報告をしてくるので再度採用、しかし、なかなかみんなと
協調出来ず辞めました。2度辞めたのは彼だけです。
いま考えてみると、私の力の無さでは。おもしろく、ユニークでした。辞めた後、
彼の大事なジャケットが、ずーっと事務所に置いてありました。ある人が言うに
は、また帰ってきたいのでは。いまどうしているのか気になります。

彼と入れ替わりぐらいに、女性が入社。
私のセミナーを聞いてくれて「感激した」と言っての入社です。
ガッツがあって、企画力はユニークでした。私の周りの人間は、オーラがあると
言い、クライアントの部長は考えがおもしろいと高い評価でした。
30才で「女性商品開発講座30時間セミナー」の講師の半分、15時間を担当しま
した。声が高いと説得性がないと、ジャズを習いに行って低音にするトレーニング
を受けたり、セミナー1週間前には胃が痛くなり、何を話したらよいのかと夜中、
電話でよく相談がありました。

いままでにいろいろな人と仕事をし、これからもいろいろな人と、もっともっと
おもしろい仕事をしていきたいと考えています。

★マイカレンダー 7日(火)?20日(月)
この2週間はいろいろな人とお会いしました。医者で、現在はMBAで学んでい
る、好奇心の塊の女性。
日本のベンチマーク企業を辞めて、フリーになる人。フレグランスコーディネー
ターとして新しい世界を築いて行くそうです。ぜひ応援したいと思っています。

電機メーカーの技術部長に、30人ぐらいのメーカーで人生をかけて働きたいのだ
がと相談を受け、企業探しを手伝うことになりました。小企業で、技術のリーダー
を求めている企業はありませんか。私の太鼓判が押せる人です。
名古屋から、調査会社の経営者。ネットビジネスのこれからを熱く語ってくれま
した。
「商品開発プログラムのたて方」セミナーで2日講演。カウンセリング仕事。
今週はコンサルティングの仕事がなくて、ほっとしている2週間でした。

映画は「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」を、銀座テアトルで見る。コン
パクトで、見やすい映画館で、大好きです。
「ミスティック・リバー」のショーン・ペン主演。わかるんだが、ちょっと飛躍
しすぎかな。前も、後も。引いても押しても、将来の希望が生まれてこないこと
のジレンマ。ショーン・ペンは愚直で、不器用であってもかっこよく見えてしま
う。ちょっと問題かも。
                 日本オリエンテーション 主宰 松本勝英

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■『相互認知の仕組み』
★解  説
  人間は報酬のためにのみ働くのではなく、他人の認知と評価を頼って働く
 存在である。それも多くは世界的な名声を望むわけではなく、信頼できる友 
人、身辺で自分自身が尊敬する他人の尊敬を得たいと願うものである。
ポスト工業化社会で必要な人間は知的、技能的な人材で、人材の育成が重要。
今日の日本の製造業は精密加工に生き残りをかけているが、若い後継者が育
っていない。また質的な労働は個人の身体と結合しており、その提供は一定
の地域に局限され、広い市場の競争にはなじまない。
研究労働の過程は特定な場所と環境に根を下ろす。介護も医療も教育もマニ
ュアルに載らない中核部分は遠くに提供できない。
               地球を読む 山崎正和 読売新聞 2004.5.2

★ミネラル
  人間的相互接点が重要です。ポスト工業化社会では、「手」渡し、「心」
 渡しが大事になるのでは。お互い認め合い、尊敬し合う関係づくりをどう作
 るのか、おもしろいテーマです。
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■『社会貢献型ビジネスモデル』
★解  説
  「1%モデル」を提唱、実行してきた。社員の労働時間、利益、自社株の
 それぞれ1%を社会貢献に使う。社会に向かって組織を開くことが、実は利
 益を生み出す原動力。社員は地域のために働くことによって感謝され、それ
 が仕事のやる気を引き出す力になり、しかも貢献活動がきっかけで優秀な社
 員が集まってくる。顧客や取引先からの信頼も高まる。ビジネスと社会貢献
 を統合させる経営モデルは、与える以上に見返りが大きい。
 セールスフォース・ドッドコム会長 マーク・ベニオフ 日経新聞2004.2.6

★ミネラル
  西欧型理念型企業である。どんな社会貢献をするのかが理念では。日本的、
 アジア的理念型企業のモデルはちょっと違うのかな。世界のミュージシャン、
 俳優たちのアフリカの貧困を救い、自立できるようにする理念には共感。何
 が企業として出来るのか。模索中。
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■『「遊び」から「実用」へ』
★解  説
  2050年にワールドカップサッカーの優勝チームに勝つ、ロボットサッカー
 チームを作る。北野宏明(ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリ
 サーチャー)の構想は世界のロボット工学や人口知能の研究者を引きつけた。
 ロボカップは遊びではない。「不完全かつ動的環境下で自律分散的に意思決
 定するロボット」。専門用語ならこんな言い回しになるが、サッカーという
 分かりやすい目標を掲げて研究者の興味をかき立てる。そこから生まれる研
 究成果や、技術を災害救助ロボットのような具体的な開発につなげ、次世代
 の産業を生み出すことが真の狙いだ。     日経産業新聞 2001.10.22 

★ミネラル
  「遊び」から「実用」への入り方がおもしろい。おもしろければ、みんな
 強い興味を持つ。おもしろさ、興味の強さが成功につながるのでは。未来テ
 ーマを「おもしろ」テーマにしてみたら。                 
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■『リーダーシップ』
★解  説 
  日産自動車のゴーン社長が採った手法はシンプルで一般的なものだった。
 彼はまず社員の声に耳を傾けた。
 「解決策は必ず内部にあり」、問題は実行に移されなかったことだと考えて
 いたからだ。それから生まれたのが「トップダウンだけでなく、ボトムアッ
 プだけでもない」、両方の要素を含んだ「日産リバイバルプラン」である。
 さらに、彼は日産社員の会社に対するプライドを高く評価し、「財産」だと
 もいう。その財産を大切にする。つまり社員とビジョンを共有し彼らのモチ
 ベーションを高め、全社一丸となって改革を進める体制を作ったのだ。
          立石泰則(ノンフィクション作家)日経新聞 2001.9.9

★ミネラル
  オーソドックスなプランですが、大胆に実行することの重要さを指摘して
 います。最後の決め手はリーダーシップです。なぜ、日本人はリーダーシッ
 プがこんなに弱くなってしまったのでしょうか。団塊世代のお父さんが問題
 なのかもしれません。先週の日曜日は「父の日」でしたが、「おやじの日」
 にした方がよいのでは。だからといってリーダー力は高まりませんが。
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■『インターナル・レバレッジ』
★解  説
  学習組織を作ることは、知識を動かすこと、知識のカタチを変えていくこ
 との割合を上げていくこと。知識を個人レベルからグループへ、そして最終
 的には組織レベルへ移動させる。すべての社員が学ぶことが重要。
 「組織の学習能力、そして学習した内容を、俊敏に行動に移し替える能力は、
 勝負に勝つことの出来る究極のビジネスツールである」(GEのジャック・
 ウエルチ)
 「能力向上に、金がかかると判断したのなら、無能のままでいろ」

 人的資源を構造的な資本に変えること。「洞察力」を与える機会。人と人が
 出会える「広場」をつくる。どんなタイプの知識も三つの違う形態で現れる、
 気体、液体、固体。気体とは頭の中にある知識、他人と話し合うことによっ
 て液体化し、また固体化されることによって知識は商品として具現化される。
 創造性を冷凍化することによって大きなチャンスが得られる。競合に解体さ
 れないように強固に冷凍化しないといけない。新しい知識を、がちがちに凍 
 らせるプロセスを開発することと、冷凍した知識をより液体化されたもの、
 気体化されたサービスと商品で包む。

★ミネラル
  教育の重要性。知識、知恵が最大の財産である。もっともっと個人も、企
 業も、どん欲に学ばなければならないのでは。学んだ知識、知恵を商品・サ
 ービスへ展開する「場」づくりも同時に大切では。もっともっと学んでチャ
 レンジを。私も心しなければ。

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■『目が語る』
★解  説
  身体の情動反応が、それが原因になって感情経験が自覚される(「気がつ 
いたら好きになっていた」)身体の情動反応は無自覚的であることが多く、 
気づきにくい。「好きだから人はそれを見るのか、それとも見るから好きに
 なるのか」。
 結論は「見るからよけいに好きになる」。
 自発的に視線を向けてみることが大事。言葉による自覚的なやりとりは、視
 線や身振りなどの無自覚的なコミュニケーションに支えられている。
                     下條信輔 朝日新聞 2003.12.4

★ミネラル
  無自覚的コミュニケーションが、自覚的コミュニケーションに影響を与え
 ているのだ。好き、好意をもってもらうには、見てもらわなければ。
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■『レモンの原理-情報の非対称性』
★解  説
  カリフォルニア大バークレー校のジョージ・アカロフ教授が70年に発表し
 た学説。レモンとは外見から中身がわからない劣悪商品のこと。中古車市場
 では、売り手は車にどのような欠陥があるかなど性能についてよく知ってい
 るのに対し、買い手はよくわからない。この状況を情報の非対称性と呼ぶ。
 アカロフは中古車市場を例に。商品やサービスの品質に関して情報の非対称
 性が存在するとき、市場は効率的な資源配分に失敗、市場そのものが存在し
 えなくなる可能性があるとした。買い手と売り手が同等の情報を持つことを
 前提にした60年代までの経済学の常識を覆した。

 中古車市場の急成長は、オークション会場が整備されたことが大きい。中古
 車の売り手と買い手の間に中古車情報に詳しいディーラーが介在することで
 情報の非対称性は小さくなる。さらに全国に約160ヶ所あるオークション会
 場では競売により中古車一台がわずか十秒間で売買される。
 「オークションは情報の非対称性を克服するためのスクリーニング」(一橋
 大学伊藤秀史教授)。スクリーニングとは、情報を持っていない側が情報を
 多く持つ側に選択肢を示し、相手の選択行動を通じて情報を明らかにする手
 段。

 情報を持つ側が取る行動が「シグナリング」で、スタンフォード大学のマイ
 ケル・スペンス教授が提唱した。シグナリングは、情報を多く保有している
 側が情報開示につながるようなシグナルを発して自らの商品やサービスが良
 質であることを示すことだ。単に「私の製品は良質です」と協調するのでは
 なく、客観的なシグナルで顧客に知らしめる必要がある。

 中古車を査定した際に発見した車のキズの場所まで細かく提示、「情報をす
 べて公開して買い手の信頼を得る」(中古車業界最大手のガリバーインター
 ナショナル社)という手法は、一種のシグナリングである。このように現在、
 成長企業の多くが「スクリーニング」と「シグナリング」を実践して、情報
 の非対称性を克服し、事業の成長に結び付けている。
                       2001.10.31 日経産業新聞

★ミネラル
  情報の非対称がチャンスであった時代に対して、情報を両者が共有し、相
 手に選択肢を提示することが信頼をつくる時代になっています。企業はブラ
 ックボックス企業から、ホワイトボックス企業にならないと消費者の信頼は
 得られない。三菱自動車の教訓でもあります。
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■『不安の裏側』
★解  説
  進化心理学では「不安」は「環境に適応するためのよい反応」。未知に対
 して、いったん立ち止まり、自分と環境を評価し直すことで、危険を避けて
 きた。今は価値観や社会システムが崩れかけているとき、次に何を目指すの
 かよくわからないから、不安につながっている。不安はゆっくり、状態を再
 評価することによって解決を。
           長谷川真理子 早稲田大学教授 読売新聞 2001.12.22

★ミネラル
  「不安」は身を守るための大事なことなのだ。「不安」を感じたら、ゆっ
 くり状態を見て、再評価することが解決につながる。「不安」ばかりの私に
 は、なるほどヒントです。                 
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■『企画書』
★解  説 
* 提案メモの内容 1.目的の明記 2.背景情報 3.提案 4.根拠 5.議論
      6.次のステップ 7.裏付けとなる添付資料
*企画書のブラッシュアップ
解決策を問題点に、根拠を解決策に、代替案を根拠に関連付ける
*1ページメモで
「P&Gのブランド戦略」チャールズ・L・デッカー(ダイヤモンド社)

★ミネラル
  企画書のフォーマットがあるのと無いのとは効率が大違い。ただ量があれ
 ばいいと言うものではない。1ページ企画書は見る人にとっても有益では。
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■『「心の時代を読み解く」より』
★解  説
  山折「人間が人間として存在する条件は、1つは宗教、もう1つはエロス、
 つまりセックスの領域。宗教とエロスを失ったとき、人間は果然に滅び、ゴ
 キブリ段階まで退化してしまう。」「世界宗教が誕生する前に地球規模で広
 く信じられていた宗教意識が、今後浮上していくだろうと考えている」「万
 物生命教」「やおよろず教」「2千年から3千年の人類史を振り返ってみる
 と、もっとも根元的なところまで物事を考え抜いたのは、砂漠の人間だった
 と思うから。例えばイエスであり、ブッダであり、老子であり。」「砂漠の
 思想と森の思想」

 天外「アメリカ人にセラピーをするときのもっとも大きな問題点はナルシズ
 ムだ。自分を過大評価している。それに対して日本人を対象としたセラピー
 では、自己否定という問題が表面化してくる」「GDPという指標で評価を
 することをやめて測定の指標を変えた方がいい。例えば公共の場所に財布を
 忘れたときに戻ってくる確率とか、人々の平均的な正直さ」「権威と権力の
 分離、組織を上手く運営するポイントは、魂に関するリーダーシップと実務
 に関するリーダーシップの2つを分離しながらかみ合わせること。」

 山折「日本が平和だったのは、国家と宗教の相性がよかったからでは。」

 佐治「オーロラの写真を撮るとき、マイナス40度という厳寒の中で写真を撮
 るには、フイルムをいかに切らないように優しく巻き上げるかにこつがある
 が、オートマチックだと上手くいかない。自動車もいかに速く走れるかとい
 うことばかりに目がいって、いかにきちんと止まるかというポイントは軽視
 されている。ドイツ車のポルシェの停まり方は世界最高のフィーリング。ラ
 イカのシャッターの音、すべての技術はそういう芸術的なセンスと無縁では
 ない。芸術との絡みの中には、常に美しい自然や生命の礼賛があって、それ
 が宗教的につながって行く。宗教性の根底には、自然の巧みさや宇宙の美し
 さに驚嘆する感受性がある。それを前提にして「環境と調和する自分のアイ
 デンティティを作っていくことが宗教性の本質では。」「サムシンググレー
 ト、サムシングナイス(すばらしいなにか)」「最先端の量子力学の世界で
 は、実在を実在たらしめるのは心、という世界が展開されている。心がそれ
 を認識したとき、実存が実存となる。傘が傘として意味を持つのは、雨から
 身を守ることが出来たとき。けれど雨が降っていないときや、濡れても気に
 ならないとき、傘は傘として実存しない。傘を傘として存在させるのは、た
 だ心のあり方なのだ。同じように、いま何時だったとしても、ただそれだけ
 では意味がない。2時に誰かと会うと決めたとき2時という時刻が、特別な
 意味を持つ。
               「心の時代を読み解く」天外伺朗 飛鳥新書

★ミネラル
  コメントは必要ないのでは。おもしろそうだから本を読んでみようかとい
 う人が一人でもいればいいのでは。人間を少し深く考えるマーケッターが出
 てくると、社会はもう少し幸せになるのでは。

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 ■□■ 「MATSUMOTO・MINERAL」
 ■■■ 第138号 (2005/6/21) (c) 1999 Japan Orientation
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