1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(8/25)

配信日:2015年8月25日

「新商品開発・ヒントビット」第147号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■147○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2015年8月25日(火)
激動化
市場の激動化とは、単位時間当たりの、市場に発生した、企業の注意を必要とする出来事の数と大きさです。変化のスピードが加速化し、変化の波の頂点と底の差が拡大していくことが同時に起こります。
経済、為替、株価、インバウンド消費も激動化している。政治も激動化の兆しがある。時代が大きく変わる時に激動化が起こります。これからいろいろな現象に激動化が起こるのでは。そして新しい時代の芽が見えてくるのでは?脱グローバル化が進むかも?

【伝言】
第133回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2015年10月8日スタート。満席が続いています。感謝です。
新テーマ≪新興成長国の商品開発・マーケティング≫≪ブランド戦略≫を追加、より充実したセミナーへ。
32年、3千人以上の商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。
好奇心に火をつけるセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第147号

1.ヤミツキ研究を
リピートが重要、「ぺヤング」みたいな商品を開発するためには、ヤミツキ研究が必要。あなたのヤミツキは何ですか、なぜヤミツキですか。考えてみるとヤミツキ発見があるかも。

2.2つのご利益(効用)を
ヒットする商品は、購入時のご利益(効用)と、使用時のご利益(効用)の両方が必要。 わたしはセミナーでよく、現世の後利益(購入時の)と来世のご利益(使用時の)の話をします。

3.感情労働
自分の気持ちを抑えて相手の気持ちに働きかける労働、介護、保育園、飲食業。ロボットに感情労働の考えをどう入れ込んでいくかが重要。

4.時計が若者の自慢アイテム
昔はクルマが自慢アイテムだった。クルマを売って、高級時計を買いに来る若者がいる。見せびらかすことは粋でないのでは。

5.ジェネリック製品
ジェネリック製品、特許や版権の切れた商品のオリジナルをベースに開発した商品、改良されていて使いやすさもプラス。家電、家具などで開発。

6.微
微甘ていいね、ちょっとの“微”も魅力になるのでは?

7.空き家対策
日本への留学生の住宅確保に、空き家対策モデル事業を活用できないか。

8.食品ロス半減へ
欧州連合 2025年までに 「欧米では小売チェーンが廃棄物や水の使用量の削減を食品メーカーに求める意識が高まっている」(デロイトトーマツコンサルティング パートナー 国分俊史さん)どのような仕組みを作るか?まずは余計なモノは買わない。

9.教養とは
「深い知識にもとづく広い視野を持った上で、判断をしたり意見を持ったりする力」、教養を磨かなければ。

10.味覚教育
子供のうちから、甘味、酸味、塩味、苦味、うまみの「五味」を体験させよう。
好きなモノだけ食べていては味覚が深くならない。

11.オープンイノベーション
日本オリエンテーションがオープンイノベーションの仲介役をしてみたらどうか、ちょっとアイディアがあるので考えてみたいと思っています。

12.これからの高齢者
日本酒の酒米で日本酒をベトナムで作りたい。ベトナムでは日系企業がチャレンジしているが、競争しながらクォリティーを上げていければ。

13.日本のクルマは
「イライラしないが、ワクワクしない」から「ワクワクするが、イライラしない」クルマへ。便利もいいが、ワクワク、ドキドキしなければ。

14.ディープラーニング(深層学習)
AIの機能進化でこれからのマーケティングに重要なインパクトを与えそう。まだよく理解が出来ていませんが、注意。

15.井上ひさしさんの言葉
「むずかしいことはやさしく、やさしいことはふかく、ふかいことはおもしろく(ゆかいに)(ゆかいなことはまじめに)」、私のセミナー、マーケティングのベースです。

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