1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・新商品開発ミネラル」

【マツモト・新商品開発ミネラル】第362号

配信日:2014年8月5日

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・■■■        商品開発・マーケティングの
・■□■   MATSUMOTO・新商品開発MINERAL
・■■■     発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
        毎月第1・第3火曜日発行(創刊 1999/10/01)
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    ■□ 第362号 Table of Contents □■
      ◇マツモト・商品開発ミネラル
      『オムニチャネル』
      『現代の革命』
      『独自の現地化』
      『懐徳堂』
      『世界の側にある』

<伝言>
第129回「新・商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2014年9月18日スタート
商品開発プロになるための実践練習場です。“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。

2014年8月5日(火)
70代の3分ライフを楽しんでいます。
今月で72歳になり、70代の生活を楽しんでいます。
仕事の1/3は、30年を超える「商品開発プログラムのたて方36時間セミナー」と商品開発のコンサルティング・カウンセリングの仕事。企業の商品開発者と楽しく触発をし合っています。
1/3は、マーケティングのボランティアを楽しんでいます。ベトナムを中心としたメコン圏の、農業、ライフスタイル産業、住宅、ITの起業をマーケティングからサポートしています。大変熱心で面白いディスカッションをしています。また、ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンで「マーケティング塾」を開いています。
残りの1/3は、私の趣味を堪能しています。平日に映画を見る、一人旅に出る、今日もこれから東北への一人旅に出かけます。3.11のその後も見てきたいと思っています。
70代の生活も楽しいですよ。

■『オムニチャネル』
★気づき
 組織横断型の顧客戦略。IT技術を駆使した「顧客対応力向上」。朝起きてテレビのショッピングチャネルでダイエット食品をたまたま見て、スマートフォンで注文する。平日は自宅への配送より帰り道にあるコンビニで購入。このようにチャネルを越えたサービスが連動した社会。ウェブによりリアル店舗優位な状態から、リアル店舗を広範囲に持っている企業が強くなるへ。顧客中心になることから日本の接客レベルの高さ、サービスの概念が接客や「おもてなし」のレベルまで進んだら変化が起きるのでは?
『ITで磨く「おもてなし」』石黒不二代 ネットイヤーグループ社長
日経産業新聞2013.12.20

★コメント
サービスとは全ての人を対象にしている。サービスを超える個人個人への「おもてなし」、ホスピタリティーが求められている。これからは「顧客対応力」の向上が求められてくる。同感です。
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■『現代の革命』
★気づき
 IT革命による社会革命と遺伝子工学による人間革命が同時に進んでいる。

★コメント
 何か凄いし、恐ろしい。
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■『独自の現地化』
★気づき
 独自の現地化 ローカルを尊重する、トップダウン方式ではなくボトムアップ方式、工場作りも現地の人に任せ、現場からのアイディアを生かす、現地の従業員が最大の資産、現地の言葉を覚え、尊敬される人間になる。

★コメント
 日本の企業の海外における徹底した現地化ができていない。本社と現地の壁は大きい。現地法人のトップは、徹底した現地化と本社との壁を突破する力が必要では。
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■『懐徳堂』
★気づき
 「懐徳堂」の教えに日本的経営の源流。江戸時代中期、大阪の商人たちが設立した社会人教育機関。

★コメント
 迷ったときは原点に返ることが必要では。「懐徳堂」テツオ・ナジタ(岩波書店)、「石田梅岩の思想」ペリカン社、を読んでみるのも役に立つのでは。
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■『世界の側にある』
★気づき
 「あるイベントで詩人の谷川俊太郎さんとご一緒したのですが、『詩は自己表現ではない』と明確におっしゃっていました。詩とは、自分の内側にあるものを表現するのではなく、世界の側にある、世界の豊かさや人間の複雑さに出会った驚きを詩として記述するのだと。ああ、映像も一緒だなと。撮ること自体が発見であり、出会いです。詩やメッセージというものがもしあるのだとしたら、それは作り手の内部にではなく世界の側にある。それと出会う手段がドキュメンタリーです。ドキュメンタリーは、社会変革の前に自己変革があるべきで、どんなに崇高な志に支えられていたとしても、撮る前から結論が存在するものはドキュメンタリーではありません。」
これえだひろかず 映画監督・テレビディレクター

★コメント
 世界の側から触発されて、自分を発見する。自分の内側の世界を大きくしていくのに、目を世界に向けなければいけない。
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◆土日朝一番の映画
映画は映画館で見ると、もっと楽しくなる。
★「マダム・イン・ニューヨーク」
監督;ガウリ・シンデー キャスト;シュリデヴィ
自分の価値が認められないインド人の主婦の一念発起の物語。インド社会の保守性と、主婦のピュアーな面が面白い。インド映画は楽しい。8月はいろいろなインド映画が公開予定、ぜひ楽しんでください。

日本オリエンテーション主宰 まつもとかつひで

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■□■「MATSUMOTO・MINERAL」
■■■ 第362号(2014/8/5) (c) 1999Japan Orientation
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