1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(6/11)

配信日:2019年6月11日

「新商品開発・ヒントビット」第228号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■228○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2019年6月11日(火)
 日本オリエンテーション・スタートの時代
 1970年27歳の時に、マーケティング・コンサルティング事務所として無謀なスタート。東大新聞、博報堂出の人から、これからはマーケティングが重要になる時代だと聞き、その時10冊のマーケティングの本をいただきました。その中に、J・A・ハワードの「マーケティング・マネジメント」セオドア・レビットの「マーケティングの革新」「マーケティング発想法」などがあり、面白かったので、何回も熟熟読し、面白い世界だと共感、慶應大学の片岡教授、村田教授、早稲田大学の原田教授、明治大学の三上教授などの門を叩いて、お話を聞いたりしながら、その面白さに惹かれ、無謀にもコンサルティングの旗を立て、いろいろな企業をノックしました。他流試合の時代です。
 日本オリエンテーションは「マーケティングのR&Dをする事務所です」と「人間学を中心としたマーケティグ」の話をし、少しずつ興味を持ってもらうことができました。先生もなく、実績もなく、信頼もなく苦難のスタートでした。1971年、72年にアメリカのFDAに食の安全の視察団を作たり、日本橋の三越に、日本の有名な陶芸家が骨壷を作って、中小の企業経営者に販売する提案など、おもしろいことをやりながら、活動資金を捻出していました。1973年には第1次オイルショックがあり苦難のスタートでしたが、今振り返ってみると、若い時の苦難は良い経験でした。そうしているうちに企業の支持を得るようになり、コンサルティング事務所のスタートを切ることができました。

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【伝言】
◆わくわく触発の会
松本勝英(日本オリエンテーション)と忽那公範(元花王)の共催
わくわくしながら触発し、商品開発、マーケティングのアイディアを得る『場』です。初めての方も半歩足を前に出してご参加ください、歓迎です。
今回のテーマは
『商品開発を深く掘り下げ、極める』

日時;7月1日(月)19時から21時
場所;喫茶室ルノアール 新橋汐留駅前店 会議室(2F)
参加費;1,000円(会場費、飲み物)※食事はありません
申し込みは、6月21日(金)まで、日本オリエンテーション(以下アドレス)へご連絡下さい。
office_j@jorien.com

★商品開発ヒントビット第228号

1.日本の世界競争力ランキング
スイスの有力ビジネススクールIMDは28日、2019年の世界競争力ランキングを発表した。日本の総合順位は30位と前年より5つ順位を下げ、比較可能な1997年以降で過去最低となった。企業の生産性の低さや経済成長の鈍化などが理由で、アジアの中での地盤沈下が鮮明になっている。日本は大国だとの意識を持ってはいけない。

2.鈴木敏文の名言
常に自分で少し先を見て、それからもう一度、自分の手元、足元を見直していく。そして仮説を立て検証していく。その繰り返し。少し先を読みことが大事、あまり先を見ると非現実的になる。少しが重要。

3.できたらいいな
ピアノの演奏を習得したいけれど、なかなか集中しない、大丈夫、注意力を高めるヘルメットを被って、適切ソフトウェアーをインプットするだけで、ピアノを演奏したくてたまらなくなる。「ホモ・デウス」P114。
意識を左右するコントロールが外部からできる時代がすぐ来るのでは。

4.引退
「すごいですよね。今思うと、あの時引退して良かった。選手のときは、これ以上、できないということに挑戦していました。進化というものは尽きないんだなと改めて感じています。ロシアの若手には驚いています。10代の前半からそれだけの厳しい練習をしているんじゃないでしょうか」浅田真央。
情熱がなくなった時が引退かな、新しい人に道を譲ることも大事では。

5.ペプチドリーム
高分子と低分子の「いいとこ取り」ができるから。がん細胞などの標的を狙い撃ちできる高分子並みの薬効を持ちつつ、化学合成で安価に大量生産できる。中でもペプチド医薬品は汎用性が高く、コストも低減できると期待されている。日経20190528。
いいとこ取りで多量に作れる、ペプチドリーム今後の成長株では。

6.中国のハイテク企業への関心
欧米のIT(情報技術)企業は、ここへきて中国のハイテク企業への関心をますます強めている。場合によっては中国政府の黙認のもと、競合企業を100%買収しているケースもある。複数の関係者によると、こうした現象が始まったのは2016年に遡るという。外国企業にとって中国のスタートアップ企業を買収することは、競合他社にない強みを入手することにつながる。日経20190528。
中国のハイテク生活企業をウォッチングしていくと面白いのでは。

7.アジアの企業に
三井物産の安永竜夫社長は21日、日本経済新聞とのインタビューで、2021年3月期に始まる新たな中期経営計画について「日本ではなく、アジアの三井物産に(会社の)かたちを変える。環境と健康分野を徹底的に強化する」と述べた。米中貿易戦争が激しくなるなか、伸び盛りのアジアに焦点を合わせ、持続的な経営と収益力向上の両立を目指す。日本経済新聞20190530。
これからはアジアの中心企業にならなければ。

8.欲望
私は自分の欲望を選ぶことはない、私は欲望を感じ、それに従って行動するに過ぎない。「ホモ・デウス」P108。
何か気になるフレーズです。

9.フィラデルフィア半導体株指数
世界の主要半導体株の動きを示すフィラデルフィア半導体株指数は約2カ月半ぶりの低水準だ。いろいろな経済指標があるのだ。

10.今後は
訪日客1000万人突破、中国プラス、韓国マイナス、今後の動向は?インドネシア、ベトナムも海外旅行に行ける人たちが拡大している。

11.外国人と共に暮らす
深まる交流、一つ屋根の下での生活はコミュニケーションを円滑にする。定期的なパーティーなど交流機会を増やしたところ、普段から日本人から実習生を誘いやすくなった。格段に日本語が上達し、仕事上も話しがスムーズになり、職場環境の改善や人材の定着にもつながっているという。日本経済新聞 2019.5.22
我が家に外国の人が同居できるようにできないかな。

12.きになる異変
海に異変、海苔一斉値上げ、水温上昇で不作 40年ぶり。
海の異変は、地球の先行指標である。

13.ミトコンドリア、気になる存在
ヒトにおいては、肝臓、腎臓、筋肉、脳などの代謝の活発な細胞に数百、数千個のミトコンドリアが存在し、細胞質の約40%を占めている。
何かミトコンドリアが気になるな。

14.東南アジアの成長
米中問題で明暗、シンガポール、タイの成長低水準、中国からの工場移転でベトナムは7%成長。ベトナムの東南アジアのポジションが向上している。

15.理化学研究所未来戦略室で、
専門の科学者たちに100年後の世界像を聞いている。「移動」「食料確保」などのテーマで、技術の可能性を探る試みだ。面白そうなことをやっている、ベンチマークをしてみると面白いのでは。

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