1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(4/5)

配信日:2016年4月5日

「新商品開発・ヒントビット」第160号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
100○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
■160○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
30▼001        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2016年4月5日(火)
ベトナムにて
3月27日からホーチミン、ハノイに来ています。これからダナンに行って4月10日に日本に帰ります。
ベトナム起業家とのミーティング、起業塾、セミナー、日系企業の人たちと意見交換など、ちょっとタイトなスケジュールを楽しんでいます。
ベトナム人の気質、良い点、悪い点も分かってきました。家族を大事にしていること、チャレンジ意識が高く、いろいろアイディアを持っていること、約束の考え方が曖昧、自分中心でチームワークが不得意、人、政府を信頼していないことの他、言葉で表現できないことも分かってきたような気がします。異なる文化や言語を持っている人たちと心底分かり合えることは難しいが、わかり合う努力をしていくことが大切だと思っています。
次回は6月19日から30日までベトナムに行きます。ベトナム起業家からディスカッションをしたいという予定が幾つか入って来ています。役に立って来た、嬉しいことです。

【伝言】
第135回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
2016年4月21日スタート 1983年から33年目に入ります。4千人近くの商品企画・開発・研究の方々が学びました。
商品開発プロになるための実践練習場です。
“利益を生み出す新商品”を開発する、考え方、知恵・ノウハウを学ぶ。好奇心に火をつけるセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第160号

1.日本クオリティーとは
お客のために、一生懸命努力する精神ではないか?ベトナムで日本クオリティを考える。

2.チャンスと思う
出来ない、難しいと言われたらチャンスだと思う。できないという声をチャンスにする。

3.かっこいいな
凄い人はいつだって無名だった。

4.ハノイの名物フォー
フォーの単品経営、50000ドンと値段が高いが、いつも満員。 単品経営でスープ・麺・牛肉・ネギが進化、特化され強さになっている。

5.バランスを崩す
G-SHOCKの成功は、バランスを崩し、尖りを作る。バランスを壊すことが嗜好品になる。もっと商品に尖りを。ホーチミンで感じた。

6.トラン・アン・ユン
トラン・アン・ユンがコーセーの70周年記念CMの監督。私がベトナムに興味を持つきっかけにもなった、ベトナム生まれ、フランス育ちの映画監督。「青いパパイヤの香り」「シクロ」「夏至」を観て感激した。

7.花王創業者「長瀬富郎」の遺訓
「人は幸運ならざれば非常の立身は至難と知るべし。運はすなわち天佑なり、天佑は常に道を正して待つべし。」日本人の美学だった。大事にして行きたい。

8.ジム・ジャームッシュ
アメリカ映画界の鬼才。新作を観たい、今彼は何を考えているのか。

9.ダイレクトマーケティングの原則
レスポンスに貢献する原則「ターゲット4割・オファー(提供、特典)4割・クリエイティブ2割」 原則を壊すチャレンジをしてみたい。

10.余白を開発する
もっと商品を自由にする余白を開発したい。シンプルにすると余白が生まれるのでは。

11.死に方
枯れ木のような死に方っていいよな。このごろ死を考えることが多くなったが、それだけ今をどう生きるかに真剣になれているのでは。

12.笑いの効用
遺伝子レベルに影響を与え、免疫を高める。この頃あまり笑っていない。笑を商品化してみたい。前にも同じことを言ったかも。

13.語学バー「Speak Easy」
アルコールを飲みながら外国語(英語、フランス語など)を楽しく話す空間。 一緒に行きませんか。私の大好きな大塚にあるのです。

14.イノベーションのジレンマ
シャープの液晶はイノベーション・ジレンマに陥った。過去の成功体験が未来の失敗の原因になる。過去の成功体験を捨てて、新しい成功体験を作ろう。日本の企業は過去の成功体験に頼りすぎているのでは。ベトナムで強く感じます。

15.ベトナムで「ほうれんそう」
「報告」「連絡」「相談」のビジネスの基本をベトナム人が熱心に学んでいます。自立、IT化によって「ほうれんそう」の概念も変わってくるのでは。

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