1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

日本オリエンテーションは、マーケティングをR&Dする事務所です。
考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

新商品開発15のヒント!(8/28)

配信日:2012年8月28日

「新商品開発・ヒントビット」第80号

・・・‥‥…商品開発の「小さな・小さなヒント=ヒントビット」…………‥・・
79○◆    マツモト・新商品開発ヒントビット
78△○   発行者:日本オリエンテーション 松本勝英
◇▼80        毎月第2・第4火曜日発行
・・・‥‥………………… by Japan Orientation ……………………‥・・・

2012年8月28日(火)
ベトナムに来ています。28日はホーチミンからハノイの南北鉄道で、フェ駅に向かう車中です。ホーチミン27日23時発の鉄道に乗り18時間の長旅で28日17時フェ駅到着です。2段ベッド4人部屋です。ベトナムの人と「指差しベトナム語」を活用しながらコミュニケーションを楽しみたい。
遊び・学び・働く。

【伝言】
第118回「商品開発プログラムのたて方36時間」セミナー
そろそろ30年になるロング・ロング・セミナーです。9月6日スタート。商品開発の全てが学べる6日間36時間のセミナーです。

★新商品開発ヒントビット第80号

1.やすらぎ
近景と遠景が一体化した風景に人間のやすらぎがある。墨とその濃淡はやすらぎの表現では。

2.美
アインシュタインは神秘的なものこそ最も美しいと語っている。コスモブルーを表現したい。

3.自然治癒作用をどう身近に取り組むか
よりよく自然を理解し、人間との関係を発見することが、新商品開発のチャンスになるのでは。「シャーマンの弟子になった民族植物学者の話上下」(築地書館)はおもしろいですよ。

4.「エコロジカルで心地よい住み心地」
夏ひんやり、冬はぬくぬく。内側が呼吸する壁、屋根の植物は光合成によって酸素を、庭の地下に雨水をためる。タンクで庭木の水やトイレの水として利用。「エコロジー」AND「心地よい」の開発を。

5.疲労のタイプ
1「ねむけとだるさ」の症状。2「注意集中の困難」の症状。3「身体違和感」の症状。1>3>2は一般型、1>2>3は夜勤型、精神作業型、3>1>2は肉体作業型。精神作業型の疲労の回復がおもしろい。

6.顧客購買代理人
顧客購買代理人、メーカー代理としての販売店から顧客代理人としての販売業へ。

7.産湯の記憶
ニセアカシアの花の香りが産湯のシャボンの匂いで、産湯の記憶が蘇る。匂いによるデジャ・ヴュ。懐かしさ開発のポイントでは。

8.健康効用の二乗化
健康訴求だけでは魅力にならなくなってきている。これからは健康×健康では。

9.神秘力
ヨーグルト(発酵乳、発酵食品)などには神秘力がある。どんなターゲットにどんな神秘の物語が作れるか。

10.生得的快情報
生得的快情報(生まれながら快と感じる)として強い色彩のコントラスト、原色、金属色、反射性素材の使用、光のゆらぎ、人工的照明、16ビートのリズム。生得的快情報を商品に入れる。

11.これからの健康観
「あなたの健康によい」から「これはあなたの生活にとってよい」へ。「身体」を作るから「人生」を作るへ。

12.癒しの体感装置では
モスクの空間を体験したい。

13.「生と死」
老いや死への関心高まる。「私どもは死なねばならないことを忘れていた」科学技術の進歩が死の時間を奪い、死を人工化した。(季刊誌「仏教」6号、法蔵館)「死」を意識することによって「生」がイキイキしてくる。死のマーケティングは可能か。

14.高齢者向け商品キーワード
従来は「支える」「備える」などであったが、50歳以上の消費者に積極的に老いに立ち向かってもらうため「鍛える」というキーワードを中心に据え、高齢者予備軍も取り込む。

15.快の笑い
笑いには「快の笑い」「緊張緩和の笑い」「社交場の笑い」がある。笑いはこれからの免疫商品です。どんな笑いを商品開発者は作れるか。

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