1970年から、新商品開発・マーケティングの人材育成のセミナー・コンサルティングと新商品開発戦略、新商品開発システム革新の仕事を続けています。

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考えるヒント:メルマガ「マツモト・ヒントビット」

商品開発15のヒント!(7/13)

配信日:2010年7月13日

「商品開発・ヒントビット」第33号

1.「農業的製品」他

商品開発・マーケティングのための「小さな・小さなヒント=ヒントビット」です。

皆さんのヒントビットの投稿、コメント歓迎です。

1.農業的製品
工業的製品に対する農業的製品。規格になじまない。出来すぎ、出来なさすぎがある。良い出来の年と、出来が悪い年がある。ビールに対してワイン。これから農業的製品がおもしろいのでは。

2.素材の美味しさを
麺つゆにつけないで蕎麦を食べる。水で蕎麦を食べる。塩で蕎麦を食べる。素材の美味しさを引き立てる食べ方では。

3.「どのような」
どのような朝食が食べたいですか。どのような目覚めがしたいですか。どのようなお酒が飲みたいですか。「どのような」の自問自答を。

4.文明的商品の文化化
デジタル商品のiPad(文明的商品)をいつまでも置いておきたいデザインにする。

5.質感
自動車のしっとりしたスイッチ開発。質感を開発しよう。

6.使用することの楽しさを
筆記具における楽しく書くことの開発。商品を使用することとの感動開発を。

7.異世界感
超高級ホテルに泊まる。超安いホテルに泊まる。異世界を探検してみよう。

8.再定義
「おもちゃではなく遊び道」ボーネルド社(玩具メーカー)のおもちゃの再定義。

9.信頼・納得
信じられる裏付けの開発。なぜいいのかを買い物客の立場になって提案。

10.脳の中
脳の中に浮かぶ味、食感を作ろう。完熟の桃の味は脳の中に浮かびますか。

11.こだわり
伝統、文化を重視する商品作り。「乾麺一つでも、昔同様熟成させ、じっくり作る製法で作るとビンテージ商品に育つ」篠崎屋社長 樽見茂氏

12.日常世界の追求
あらゆる非日常性を排除する。小津安二郎的日常的世界観を商品にしてみたい。

13.ヒューマンな商品開発
人間のリズム、呼吸のリズム、心臓のリズムとリズムが合う商品かも。

14.文化的商品とは
文化は遊び。遊びの回復を。

15.取説なし
取説がない商品を開発する。自動車の取説をなくしたらどんな自動車になるか。

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